川岸から這い出した楠の巨木のすぐそばにある、元豆腐工場の改修と増築棟の新築工事。築約70年の元工場は、元々は小学校の一部を解体し移築した建物であり、学校の廊下や階段などの懐かしい面影が残る。歴史ある秋月の町に雇用と活気を取り戻すことを目的として、ビール工場とタップルームをこの敷地に計画している。建物のデザインは、住民や観光客、植物や小動物、魚や蛍などのための「公民館」として機能する様に工夫されている。 所在地: 福岡県朝倉市秋月 主要用途: 醸造所+タップルーム 期間: 2021 - 延床面積: 410m2 / 124坪 設計: アキ・アーキテクツ、黒岩構造設計事ム所