江戸時代に「牢屋」として使われていた、小さい茅葺き屋根の武家屋敷の改修。傷んでいる既存構造が重い茅葺屋根に耐えられるよう、壁の中や屋根裏等の見えない箇所で構造用ボードと鉄骨ブレースで補強した。家の内部を区分していた内壁を取り払うことで、北側の日本庭園から南側の川までがつながり、屋内+屋外の生活を可能にする空間へと改修した。 所在地: 福岡県朝倉市秋月 主要用途: 宿泊施設(朝倉市指定伝統建造物) 期間: 2022 - 2023 延床面積: 50 m2 / 15坪 設計: アキ・アーキテクツ 施工: 田尻建設 写真: 伊藤健太郎 + アキ・アーキテクツ